なほ税理士事務所

2024.05.28 VOICE

株式会社
ジオサポートカタヤ

個人事業主からの会社設立
セカンドオピニオン 事例
金沢市 地質調査業

他の税理士から法人化を強く勧められたものの、本当にそれが最良の選択なのか悩んでいる方も多いでしょう。
なほ税理士事務所では、まず現状の確認から始め、個人事業主のままでの節税案を提案し、
法人化との比較を行います。
税金だけでなく、取引先との関係性や社会保険の加入など、税以外の要素も考慮した上で、
お客様が納得できる判断をサポートします。法人化の判断は自社にとって何を重視するかによって
大きく変わりますので、しっかりとしたコミュニケーションを通じて最適なアドバイスを提供しています。

法人化を進められたが、本当に良いのか?

他の税理士から「消費税の節税になるから」と法人化を強く勧められたというご相談をいただきました。果たして本当に法人化が良いのか、以下の手順で検討しました。

1. 現状の確認

まず、現在の確定申告内容を確認しました。節税がうまくできていない状況だったため、個人事業主のままで可能な節税案を提案しました。これにより、年間約50万円の節税が見込めました。

2. 法人化との比較

次に、法人化した場合と個人事業主の場合の比較を行いました。
結果として、法人化すると手取りが約80万円減少し、かえって実入りが少なくなることがわかりました。

3. 税以外の要素の検討

税金面だけでなく、インボイス制度を見据えた取引先との関係性や社会保険への加入など、
税以外のメリット・デメリットも説明しました。

結論

お客様と綿密な打ち合わせを行った結果、最終的に法人化することとなりました。
法人化の判断は、節税だけでなく自社にとって何を重視するかにより大きく変わります。
十分なコミュニケーションを通じて納得のいく判断ができるようサポートしました。
なほ税理士事務所では、お客様の状況に応じた最適なアドバイスを提供しています。

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